自費訪問・通所リハビリを展開している都内中央区にあるSMARTです。 脳血管障(脳梗塞・脳出血)・脊髄・神経系の問題を生じている方で認知機能(記憶・判断)の問題でリハビリに対する拒否が多く困っている方へPsrtー2
皆さま、こんにちは♪ SMARTの石田です。
先日、職場の方がきれいな花を飾ってくれました!鮮やかな色で気分も明るくなり、気持ちよく訪問リハビリに出かけることができました♪
黄色は、さらに事務所を彩ってくれていました!
何もなかった、ベランダにも・・・ここまで雰囲気が変わるとは!
前回は、『認知に問題が生じている方とのコミュニケーションについて』をテーマにお話をさせていただきました、本日は、Part-2を少しだけお話させていただきます。
前回お話させていただいた、マラビアンによる、非言語的(ノンバーバル)コミュニケ-ションによる実験結果で、、、
1.顔の表情・・・55%
2.声の質(高低)、大きさ、テンポ・・・38%
3.話す言葉の内容・・・7%
話す言葉の内容は7%に過ぎず、残りの93%は顔の表情や声の質によって他人を判断しているとの実験結果が出ていると、前回書かせていただきました。
その中でどんな話し方をすればよいかとのお尋ねがありました。
【バリデーション療法】ということを聞いたことがありますか。
バリデーションセラピーとは
1963年にアメリカのソーシャルワーカーであるナオミ・フェイル氏によって生み出された認知に問題を生じている方とのコミュニケーション技法と言われています。
主にどんなことをするのか。。。
認知に問題が生じている方が、大声を出したり、手間がかかる行動をしたり、リハビリ・生活を送る上で拒否されることが少なくないかと思います。それは全て【意味ある行動】として捉え、なぜそのような行動をとったのか振り返ります。
そのような状態をされているときは、その状態もその方の現実として受け止めることで、安心感、信頼感を取り戻し、関わる人を身近に感じながら、寄り添えるようになり、それが安心感につながると思います。
私も、手間の掛かる行動をさせてしまったり、大声を出させてしまった時は、どうしたら良いのか分からなくなることもあります。
その方の動きや様子を観察し、何を思っているのか、何をしたいのかその方を見つめることを繰り返し、段々と気持ちを理解できて、それによって手間が掛かる行動が減少したことがありました。
一言、一言その方が話してる言葉を考えながら会話をしてみてください♪私も、ヒントを見逃さないように話すことを心がけています。
その場だけの話や一日だけでは信頼、安心をもっていただくことは難しいこともあります。回を重ねることで見えてくることがあります。
話を共感することや事実に基づいた言葉を話すと良いと言われています。
認知機能に問題が生じた方でも思いはあります。何かの形で表現をしています。その思いを大切に持ち続けられるようにご本人様に気持ちを汲むことが大切です。
これから、さらに穏やかに、楽しく過ごせるように、私たちSMARTがお客さまと一緒に訓練を進めさせていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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