東京都23区内 保険外/自費リハビリ パーキンソン病による方向転換の方法
皆さま、こんにちは♪ SMARTの石田です。
SMARTのリハビリセンターは完全個室・完全マンツーマン形式なので、周囲の目が気にならない雰囲気の中でリハビリに集中できます。
先日、ついにRefomarとCoreAlign、平行棒が届きました!こちらの運動機器は、脳梗塞でのさまざまな歩き方の改善、痛みなどの軽減など目的に対応できます♪
スタッフ総出で組立をしました!
今回はパーキンソン病による方向転換について、お話させていただきます。
パーキンソン病での方向転換について
パーキンソン病の方では、方向転換はすくみ足や不安感を経験する最も困難な動作であり、つまづきや転倒と関連しています。
通常、高齢者は360°の方向転換において、6ステップ以下でこれを実行すると言われていますが、パーキンソン病の方では20ステップ以上を要する場合もあり、ステップの幅は徐々に減少していきます。
加えて、方向転換時の体幹の軸回旋は減少しています。
方向転換時のポイント
屋外や公共施設などでは、空間にゆとりがあれば、その場で急速に方向転換をするのではなく、計画的に大きな円弧を描くように足を交差せづに方向転換を行う
部屋から廊下の移動時には、急に方向転換をせづ大回りするように心がけると行いやすくなるかもしれません。
狭い所では、大きな円弧を描くように方向転換することはできない為、時計の針が12時から3時、6時、9時と動くように意識して左右の足を運ぶ、回旋することよりも慎重に足を持ち上げることに注意を向けさせることが大切です。
方向転換時に会話や手作業など一度に二つ以上のことを同時に行うことは方向転換の妨げとなりますので回避してください。
環境調整
□急な曲がり角では、床面に色テープを貼り、すくみ足を防ぐ
□急な方向転換を要する箇所への手すりの設置
□トイレ内では♪
通常、手すりでは、方向転換に際して、手すりが届かない角度があるため、棒を追加してトイレ内での方向転換が容易になる場合があります。
便座に座るときは、ふくらはぎを便器につけて位置を確認してから座るようにするとバランスを崩し転倒することを回避できると思います。
転倒にくれぐれも留意していただき安心、安全に穏やかな生活が送れるよう、色々な動作をひとつづつ練習してみてください。
これから、さらに穏やかに、楽しく過ごせるように、私たちSMARTがお客さまと一緒に訓練を進めさせていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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