側弯症のシニアでもできることを増やしたい!側弯症に対しての訪問リハビリとピラティスの事例|(株)SMART自費訪問|通所リハビリ|中央区・東京都内
こんにちは!SMARTの井上です。
いよいよ新年度となり新たな生活がスタートした方も多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目と共に環境も変わったことで体調も変化しやすいことが多いので、気を付けて過ごしていきましょう。
さて、本日は側弯症に対してのリハビリ及びピラティスについてのご紹介です。
側弯トレーニング
側弯症に対しての国内での一般的な治療は、手術療法と装具療法ですが、近年では運動療法の効果が報告されています。
当社で提供している側弯トレーニングは、ドイツの運動療法であるシュロス法を基にピラティスなどのボディワークの要素を踏まえて考えられた方法です。
基本的には中央区八丁堀のスタジオでトレーニングを提供していますが、スタジオへ通うのが大変な方には出張での対応も実施しています。
今回は出張でのトレーニングを対応させて頂いた方のご紹介です。
側弯症に対しての訪問リハビリ
クライアント様は70代中盤の女性の方です。
主な訴えとして、腰部の圧迫骨折の伴う側弯症、腰痛、長距離の歩行が困難であることでした。
また、大腿骨の骨折の既往もありました。
実際にレントゲンの画像を確認しながら、まずは骨の変形自体は解決することは難しいことをお伝えしつつ、骨粗鬆症もあるため、それ以上悪化させないことと、腰痛などの症状の解決、低下している筋力を高めて活動レベルを上げることを目標として共有しました。
まずは、悪化する可能性のある姿勢についてお伝え。
特に体幹と股関節周囲の筋力と可動性も低く、重力に逆らうことも厳しくなっていたので、縮んでしまった部位の可動性を高める運動や、壁を補助にしながら重力に打ち勝つ力をつける運動を丁寧に指導しました。
その上で、普段から自宅で取り組めるトレーニング方法を共有し、ご自身でも取り組んで頂けるレベルに調整したピラティスのエクササイズを繰り返し行いました。
訪問は週に1回40分ですが、毎回お伝えした内容のエクササイズにしっかり取り組んで頂けており、徐々に姿勢は改善、腰痛もかなり軽減されたとお話しされています。
当初は自宅内での動きも緩慢さがありましたが、多様な動きをスムーズにできるようにまで回復されています。
自宅周囲を散歩する距離もかなり伸ばせるようになり、現在はバスに乗ることもでき、以前通っていたフィットネスクラブも再開できるようになりました。
今回のケースのように、他力ではなく自分の力で身体を鍛えて整えることが側弯症の方にとっては非常に重要です。
まずは専門家の目線からしっかりと今の身体に必要なトレーニングや生活習慣上の注意点をお伝えして、その上で日々の生活の中でそれらを組み込んでいくことをご提案しています。
その上で、さらに活動範囲を広げたり、もっとできることを増やしていくことを目標にすることで、豊かに暮らしていけるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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