リハビリも目標設定が大切です!(株)SMART自費訪問|通所リハビリ|中央区・東京都内
こんにちは!SMARTの矢作です。
過ごしやすかった5月が過ぎ、段々とジメジメ、蒸し暑くなってきました。
癖毛の私は毎日髪の毛がクルクルです。
水分補給しっかりして、体調管理に気をつけてくださいね。
今回はリハビリを進めていくにあたり、「目標設定」がとても重要である、というお話をさせていただきます。
目標設定をせずにリハビリを進めていくというのは、例えるなら目的地を決めずにただただ歩き続けるようなものです。
どこへ、どのくらい進めばいいのかもわからずに歩き続けても、なかなかゴールへは辿り着くことはできないですよね。
目標設定をしないままリハビリを続けていると、途中で何をすることが正解なのかわからず、ただリハビリを受けているだけであまり効果が感じられないという状況に陥ってしまいます。
リハビリも目標を持って取り組めば、頑張る糧になりますね。
目標設定をするメリットは?
リハビリの目標を立てることによって、具体的に何をどのくらい頑張ればいいのかが明確になってきます。
リハビリをするご本人だけでなく、生活を支えるご家族や医療関係者等と目標を共有することで、みんなが同じ方向を向いて取り組むことができるので、リハビリの効果効率もアップします。
また、目標が達成できると達成感につながり、リハビリを続けて頑張っていくモチベーションの維持にも効果的です。
目標設定ってどうやるの?
目標設定の手法のひとつに、「SMARTの法則」というものがあります。
(SMARTの法則は1981年にジョージ・T・ドラン博士が提唱したもので、社名と偶然にも一致!)
S:Specific(具体性)
M:Measurable(計量性)
A:Achievable(達成可能性)
R:Realistic(現実的か)
T:Time-bound(期限)
これらの5つの要素に沿って明確な目標設定を行なっていきます。
「車椅子を使用せずにタクシーに乗って4月に行われる会社の式典に出席すること」を目標の例にSMARTの法則に当てはめて考えてみると、、、
S:Specific(具体性)
→自宅からタクシーに乗って会社に行く。移動の際は杖で移動したい。
M:Measurable(計量性)
→20m程度の屋外歩行と3階までの階段昇降が必要。
A:Achievable(達成可能性)
→現時点で屋内30m程度の杖歩行が可能。階段昇降も5段程度であれば実施可能。
R:Realistic(現実的か)
→タクシーの乗り降りと20m程度の歩行については可能。3階までの階段昇降については休憩しながらであれば実現できそう。
T:Time-bound(期限)
→4月の式典までに目標達成したい。
大きな目標を立てたら、次はその筋道となるショートゴールを設定します。
・屋内歩行50m(介助あり/なし)
・屋外歩行20m(介助あり/なし)
・屋外歩行50m(介助あり/なし)
・段差の昇り降りができる
・階段昇降ができる(5段-10段-15段)
・車の乗り降りができる
といったように、最終目標に必要なことを段階づけてひとつずつ達成していくことで、ここまでできるようになったから次はこれに挑戦!とモチベーションを保ったまま次のステップに進むことができます。
SMARTでは、リハビリ開始前に明確な目標をご本人、ご家族や関係者の皆様と密にお話しさせていただきながら考え、目標達成までの道筋をご提案させていただきます。
私たちはみなさんの「願い」を叶えるため、関わる全ての方々で同じ方向を向いて、目標を達成するサポートを全力でさせていただきます。
今回は目標設定について少し難しいお話になってしまいましたが、参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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