こんにちは、SMARTの矢作です。
私は普段ボッチャの大会や合宿に帯同する中で、障がいのある方と一緒に長距離移動を経験しています。
ブログをご覧の皆さまの中にも、旅行に出かけたいけれど、「移動が大変そう」「不便なことが多いのでは?」と不安に思う方も多くいらっしゃると思います。
高齢者や障がいのある方にとって、移動手段の選び方は、旅行の快適さを左右する重要なポイントです。
今回は、さまざまな移動手段の特徴や困るポイント、その対策について紹介させて頂きます。
無理なく楽しい旅行を実現するための一助となれば幸いです。


1.旅行による社会参加の意義

旅行は単に観光を楽しむだけでなく、社会とつながる貴重な機会でもあります。
新しい場所を訪れ、人との交流を深めることで、心身ともに良い刺激を受けることができます。
高齢者や障がいのある方にとっては、外出すること自体が自信につながったり、生活の質(QOL; Quality of Life)を向上させたりする一歩となります。
地域の文化や自然に触れることで、思い出や経験が増え、社会とのつながりを実感できます。
また、旅行先での交流を通じて他者の理解を深める機会にもなり、障がいに対する理解促進にもつながります。


2.高齢者や障がいのある方向けの移動手段の特徴

【電車】

  • メリット:多くの駅でバリアフリー化が進んでおり、車椅子対応車両や優先座席も設けられています。
  • デメリット:駅構内の移動距離が長いこともあり、エレベーターやエスカレーターの場所を事前に調べる必要がありますが、駅員の方にお手伝いや案内をお願いできる場合もありますので、お声かけしてみてください。

【バス】

  • メリット:乗り換えが少なく、目的地まで直接向かいやすいです。
  • デメリット:地域によっては車椅子対応バスが限られていることがあり、乗降時のサポートが必要な場合があります。

【タクシー】

  • メリット:自宅や宿泊先から目的地までドアツードアで移動できるため、負担が少なく済みます。
  • デメリット:予約が必要な福祉タクシーは、地域によって台数が限られていることがあります。

【レンタカー】

  • メリット:自分のペースで移動でき、周囲を気にせず快適に過ごせます。福祉車両のレンタルも可能です。
  • デメリット:運転する方の負担が大きくなることや、土地勘がない場所では迷いやすい点も注意が必要です。

【飛行機】

  • メリット:遠距離移動に最適で、空港内のバリアフリー設備も充実しています。
  • デメリット:搭乗前後の移動距離が長くなることがあるため、空港のサポートサービスを活用するのがおすすめです。

3.困るポイントと対策


【乗降時の不安】

  • 困ること:駅や空港での段差や長距離の移動が大変。
  • 対策:事前に施設のバリアフリー情報を調べ、必要であればスタッフのサポートを依頼しましょう。

【トイレの心配】

  • 困ること:移動中のトイレの場所が分からない。
  • 対策:駅や空港、SA・PAなどの施設情報を確認し、バリアフリートイレの場所を把握しておくと安心です。

【長距離移動の疲労】

  • 困ること:長時間の移動が体に負担をかける。
  • 対策:適度に休憩を挟み、無理のないスケジュールを立てましょう。座席の選択や移動時間の調整も重要です。

【急な体調不良】

  • 困ること:旅先で体調を崩した時に不安。
  • 対策:常備薬や保険証、緊急連絡先を持参し、近くの医療機関を調べておくと安心です。

4.自分に合った移動手段を選ぼう


移動手段を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 移動距離と時間:長距離の場合は飛行機や新幹線を活用し、移動時間を短縮。
  • 体力や健康状態:負担を減らすために、乗り換えの少ないルートや送迎サービスを検討。
  • 同行者のサポート:家族や友人が同行する場合は、車やタクシーの利用が便利。
  • 周辺環境:目的地の地形や施設のバリアフリー状況を事前に調べておくと安心です。地域によっては坂が多いところもあったりします。バリアフリー施設やバリアフリートイレを探すことができるアプリやサイトもあるので、ぜひ検索してみてください。

5.おわりに


旅行に出かけることは、社会とのつながりを感じ、自信を持つきっかけにもなります。日常とは違う風景や人々とのふれあいが、新たな視点や活力を与えてくれることと思います。
旅行を目標にすることで、リハビリへの意欲を高めることもできます。

歩行訓練や体力維持を目指す中で、「旅行に行きたい」という思いが前向きな気持ちを生み、心身の健康にも良い影響を与えます。
さらに、こうした経験は身体的・精神的な健康を促進し、ウェルビーイング(心身の幸福)にもつながります。

旅行を通じて得られる楽しさや達成感は、自分らしい充実した生活を送るための原動力となります。
移動手段を工夫することで、高齢者や障がいのある方も安心して旅行を楽しむことができますね。

旅行に行ってみたい、昔行った場所にまた家族で行きたい、そんな目標を達成するためのお手伝いを、リハビリを通してさせていただけると嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました!



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