こんにちは。言語聴覚士の有賀です。


夏を思わせるような強い日差しがあるかと思えば、冬に戻ってしまったかのような寒い日があったり。

皆様体調を崩されてないでしょうか。

桜の季節がが終わり、今の私のブームと言えば、白いツツジを探す事です。

見つけると気持ちが上がります⤴️。

夜のツツジも良いですね‼

心配な出来事がありました。
少しお話しさせていただきたいと思います。


友人から、「お父さんが入院した。」と、一報が入りました。
数日前から、認知症になってしまったかのような行動があり、その加速度が早かったと。

大病をされ、元気に退院してきたすぐ後の出来事で、ご家族もさぞ戸惑った事だと想像できました。

数日前までは普通に生活していたのに、ある日急に「辻褄が合わないなんていうレベルではない」状態になってしまった。

その中で、「認知症」になったのではないか?と心配したということもあったようです。

往診医による早い対応で入院し、すぐに治療を受けることができたそうです。
「認知症」ではなく、「代謝性脳症」との診断。

少なくとも、医療・福祉に携わっている者は、「認知症」ではない。と、考え、すぐに病院へ行く選択をするのではないでしょうか。

「認知症になってしまった!」と、医者にかかる選択をしなければ、重篤な状態になってしまったかもしれません。

団塊ジュニアの世代が65歳以上になる2040年。認知症の高齢者が584万人あまりにのぼるという推計を厚生労働省の研究班がまとめました。とニュースにもありましたが、これは高齢者のおよそ15%、6.7人に1人にあたるといいます。

認知症という言葉はかなり浸透していますが、実際には、まだまだ理解が十分ではないのだと、気づかされることになりました。

少し前のブログにもありましたが、軽度認知障害(MCI)の段階で早期発見し、適切なリハビリや介入を行うことで、認知症への進行を遅らせることが期待されています。

一人ひとりが健康を意識することで、かかってしまった病気を改善させるだけでなく、病気などになりにくくするための身体を維持するという予防的な視点が必要ではないか。これは、弊社創立の根本となるひとつです。

今回のエピソードを機に、我々のできる「認知症」啓蒙活動について、考えていきたいと思いました。

最後までお読みくださりありがとうございました。


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