この時代だからエンパシー|在宅・施設・自費リハ・土日祝日OK・都内
こんにちは。SMART理学療法士の佐藤万里子です。
もうすぐ9月ですが、まだまだ暑い日が続きますね。

暑い中、お花を見ると気持ちが和らぎます。
今月は戦後80年の終戦記念日を迎えました。
私の祖父二人は戦争で戦地に向かい、一人は帰還し一人は帰って来ませんでした。
平和への思いを馳せるとともに、世界中まだまだ平和とは言い難い状況に胸が痛みます。
日常の中にも小さな戦争を目にすることが多々あります。
日々、訪問で電車を乗り継いで移動していますが、お客さん同士のトラブルなどを見かけることが最近よくあります。暑さや疲れで皆さんいらだっているのでしょうか。
少し想像力を働かせれば、時間やスペースを譲るだけで回避できるトラブルを見かけると何とも言えない気持ちになります
少しだけ相手の立場を思いやることができれば、現代社会の成り立ちもスムースに行くのではないかな、などと自分に余裕があるときは上から目線で考えたりしますが・・・。
最近、本を読んだなかで「シンパシーとエンパシー」という言葉について考える機会がありました。
シンパシー=共鳴。共感。自分と同じような考え方や境遇に対して「わかるわかる!」という気持ちになることで、私たちが日常的に友人や気の合う人たちに、日々感じている感情ではないでしょうか。そこから会話が盛り上がることも多いと思います。
そしてエンパシーとは、自分とは異なる価値観、考え方、境遇の他人に自己を投影し、相手が何を考えているのか、どう感じているのかを想像する力のこと。
シンパシーが他人と気持ちを共有する感情の自然な動きに対し、エンパシーは別の価値観や考えを持つ相手に自己を投影して、相手が何を考え、どう感じているのかを想像する知的な作業ということになります。
先日、広島の平和祭典がテレビ放映され、子供代表の少年が読み上げたスピーチは胸を打つものでした。戦争をしらない世代の彼なりの被爆者の方々へのエンパシーを感じ、目を離せなくなってしまいました。
私たちセラピストは日々お客様の身体や精神状態について分析し、お客様の身体能力や環境がより良くなるよう努力しています。
初めて対面したときに車いすの座位姿勢が崩れていれば、どうしてその姿勢になったのか、その姿勢が不快なのか痛みからの逃避なのか・・どのような身体感覚なのか、など。
認知症で不穏状態にあるお客様に対しては、今どんなことを認識し、不安や不快を感じているのかを所作や視線をよく観察しながら想像する。
世代ながらの価値観や長い生活の中で大事にしてきたこと。
そこから、今の身体的、精神的環境をより快適なようにするには、短期目標、長期目標をどのように設定し、プログラムを組み立てていくのか。
リハビリの世界で私たちセラピストが日常的に行う評価ですが、これこそエンパシーの技術が必要ですね。
ともすれば、自分は独りよがりになりがちで、まだまだだなあと思う毎日。このエンパシーを駆使するという気持ちは大切にしたいと思います。

一日の終わりに見た夕焼け。また明日も頑張ろう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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