旅行や外出での工夫〜トイレ問題〜|在宅・施設・自費リハ・土日祝日OK・都内
こんにちは。本田です。
気温がぐっと下がり空気が澄んできましたね。昨年はオーストラリアで一年を過ごしたため、日本の秋冬は久しぶりですが、冬の空気の心地よさに思わず感動してしまいます。

さて、みなさまには『行きたい場所』はありますか。そこはテレビや雑誌で見た憧れの場所かもしれませんし、誰かと過ごした思い出の場所かもしれませんね。
“行きたい場所に行き”、そこで「できた」「楽しい」「また行きたい」という前向きな感情や体験を増やしていくことは心と体の健康を促進するリハビリにもなります。一方で障がいや病気をお持ちの方にとっては、旅行や外出は不安が多く、高いハードルに感じるかもしれません。
例えば、外出や旅行での不安としてよく挙がる「トイレ問題」。頻尿でトイレが近い、間に合わず漏らしてしまうのではないかなどの声をよく耳にします。
どのような対策ができるでしょうか。
例えば・・・
事前にトイレ情報を把握する
今はネットやアプリで、バリアフリートイレの位置や設備を簡単に調べることができます。事前に把握しスケジュールや工程に組み込んでおくと良いです。
GPSで近くのトイレを検索できるものもあるので急な場面でも対応できます。
トイレ休憩に余裕をもったスケジュールを
多目的トイレは混雑しやすく、数も多くありません。
長距離移動の場合は、30分〜1時間ほど余裕を持ったスケジュールがおすすめです。
緊急用の福祉用具を準備しておく
折りたたみ式ポータブルトイレや簡易ミニトイレなどがあると、急な尿意にも対応できます。車に積んで移動できるものもあります。
においや安全性の対策も忘れずに。
「トイレ問題」をはじめ多くの不安には事前準備をしっかりすることが必要です。リハビリ専門職は、「自分たちだけで行くのは不安」という方々に対し、準備や同行をリハビリの一環としてお手伝いをするができます。
安心して外出や旅行をすることで「楽しい」「できた」気持ちに集中することができ、その積み重ねが人生の生きがいに繋がる経験になると思っています。
寒さが厳しくなる季節ですが、無理のない範囲で“行きたい場所に行く”楽しみを、ぜひこれからも感じてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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