脳梗塞/脳出血など失語がある方の後遺症による症状、リハビリ内容
皆さまこんにちは♪ SMARTの石田です。
先日、124年ぶりに2月2日が節分でしたね。今年も立春が過ぎ冬から春への季節のうつろいを少しづつ感じられる今日この頃ですが朝晩の寒さはまだ続きそうなのでお気をつけください。
都立舎人公園に行ったら空がきれいだったので、1枚撮ってみました♪
節分はいつごろから始まったのかと気になり少し調べてみました。
節分は、平安時代頃(今から約1000年以上前)から行われている追儺(ついな)から生まれたそうです。
※追儺とは民間で節分などに行われる鬼を払うこと
さて本題です。
SMART自費リハビリでは、言語聴覚士が数名在籍しております。
「言語聴覚士ってどんなリハビリをするのですか」というお問い合わせが多数ありましたのでご紹介します。
言語聴覚士のリハビリは主に、、、
◆高次脳機能訓練(記憶障害、注意障害など)
◆構音器官訓練(発声、発音)
◆言語機能訓練(話す、聞く、書く、読む、計算)
◆摂食嚥下訓練(食べる、飲み込む)
などを行っています。
本日は、言語聴覚士が関わるリハビリの1つの言語機能練習(げんごきのうれんしゅう)についてご紹介します。
◆大脳には(主に左脳)には「言語領域」が存在します。この領域が傷つくと、言葉がうまく使えなくなるといった言語機能の低下がおこります。
「言語機能」には「話す」ことだけでなく、「聞く」「書く」「読む」「計算する」などの機能も含まれます。
◆「失語のある方」は言語機能に障害が発生した状態をいい、失語のある方は「発音・発声の障害」ではありません。
失語には「運動性失語」と「感覚性失語」があります。
【失語がある方のタイプについて】
◆運動性失語(ブローカー失語)
聞いて理解することはできるが、話すことがうまくできずにぎこちない話し方になるタイプ
◆感覚性失語(ウェルニッケ失語)
流暢に話せるが言い間違いが多く、聞いて理解することも困難になるタイプ
【失語がある方の代表的な症状】
◆喚語困難
何かをいおうとした時に言うべき言葉が出てこない状態
◆理解力障害
言葉は聞こえているがその意味が分からない
◆残語
限られたいくつかの言葉が繰り返しでること
◆錯誤
言葉を言い間違えること
◆保続
同じ言葉が何度も繰り返されること
【練習内容】
◆重症度など症状は人それぞれです。ご希望を伺いながら現在の状態の評価をし、症状にあった練習を行います。
◆お仕事などで必要な能力に対しても相談の上対応します。
◆ご希望により、読み書きに関しては宿題対応も可能です。
失語がある方の方の性格や判断力などは、病前と同じように保たれています。
日常的なあいさつ、状況に応じた態度、人格、状況を判断する能力などに変化は生じません。
この練習をすることにより、自分の意志や考え方あるいは趣味などについて周りの人たちに伝えることができるようにするためのものです。
あきらめず、地道に回を積み重ねることで、これまで苦手だった人との意思疎通や関わりが増えて生活が楽しくなることが期待できます。
これから、さらに穏やかに、楽しく過ごせるように、私たちSMARTがお客さまと一緒にこの訓練を進めさせていただきたいと思います。
季節がら、お身体には十分お気をつけていただけますようお祈り申しあげます。
ご不明な点がございましたらご連絡いただけますと幸いです。
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