都内にある保険外・自費リハビリ。脳血管障害(脳梗塞・脳出血)により忘れやすくなり(認知に問題を生じる)困っている方
皆さま、こんにちは♪ SMARTの石田です。
昨年、おうち時間が増えたときに、藍を種から育てて、数カ月かけてマスクを作るために一部携りました。藍には、抗菌作用があると最近、テレビなどで耳にしますね、
その時の写真です!
どうなるのか期待に胸を膨らませる!
すくすくと♪
育つ環境をかえて、、、
そして、藍染めにてマスクが完成です♪
さて、本題です!
本日は、脳血管障害により忘れやすくなった(認知に問題が生じる)をテーマにお話しをさせていただきます。
はじめに
近年、増加傾向にある認知症患者の多くにリハビリを拒否している現状があります。
こうした現状を解決しご本人さまの自尊心を尊重しリハビリを行うためにどのようなアプローチが必要なのか日々考えながらリハビリに携わっています。
認知に問題が生じることについて
定義
記憶障害(見当識障害)に加え、複数の認知障害があるため社会生活に支障をきたすようになった状態
認知に問題が生じた方の進み具合
例)
①まず時間(初期)の認識が不正確になり、そのあと場所(中期)➡人物・顔(末期)の順で見当識に障害がみられます。
②日(30日)⇒月(12カ月)⇒曜日(7日)の順で覚えられなくなります。
以上のことから、おおよその【病気を推定】できます。
認知に問題が生じた方の分類・割合
◆アルツハイマー(50%)
◆レビー小体(20%)
◆血管性(15%)
◆他(前頭側頭型、Pickなど)
以上です。
日本の高齢者人口は、全人口の28.7%が65歳以上の高齢者と言われています。その中で、2018年の時点で、65歳以上の7人に1人は認知に問題があると言われています。(総務省統計局調べ)
※65歳以上の高齢者は約3,600万人くらい
脳血管障害(脳梗塞・脳出血)など小さい病変が1個しか認められなくても認知に問題が生じるといわれていますね。
脳血管性の認知に問題が生じている方の症状
エピソード記憶は比較的保たれていると言われています。
⇒自分自身の直接な過去の経験や他人の過去の思い出など
例)
①昨日の朝食など
②イベントの詳細は覚えていなくても、イベントがあったことなど覚えていることが多いです。(誕生日、お正月、クリスマスなど)
また、よく言われていることですが、、、
注意すべき点は、無気力・無関心など関連した社会適応能力の低下です。
リハビリすることに意欲がなくなってしまうどころか、家に閉じこもりになり、心身ともに低下していき、悪循環を招く可能性があります。
脳血管障害(脳梗塞・脳出血)により、認知に問題が生じたこのような症状を理解して関わることが必要だと思います。そうした意味からも、訪問、通所による専門スタッフとの関わりが大切です。
最後
私たちは、認知に問題が生じた多くの方々をリハビリさせていただいています。
ご本人さまだけでなくご家族の皆さまとの関係を大切にと考えています。ご本人さまの為にもそしてご家族さまの為にも息抜きは必要です。専門家の私たちで少しでも協力ができたらと思います。
物忘れが多い方でも(認知に問題が生じている)思いはあります。
何かの形で表現をしています。その思いを大切に持ち続けられるようにご本人様の気持ちを汲むことが大切です。
これから、さらに穏やかに、楽しく過ごせるように、私たちSMARTがお客さまと一緒に話す訓練を進めさせていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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