自費リハビリ東京 。パーキンソン病によるさまざまな歩き方の特徴についてPart‐Ⅱ
皆さまこんにちは♪ SMARTの石田です。
SMARTリハビリ施設は、八丁堀駅より徒歩2分の場所にあります。広いスペースに日が差し込み明るい雰囲気のなかでリハビリを受けられます。
パーキンソン病の歩行について
◆すり足歩行
◆小刻み歩行(歩くとき歩幅が狭くなる。この際に腕の振りも悪くなる)
◆突進現象(前のめりで歩き、歩いているうちに早足になる)
◆すくみ足(歩き始めや歩いている時に、足の裏が地面にくっついたように歩けなくなる)
前回は、パーキンソン病の歩行の特徴として『すくみ足』のお話をさせていただきましたが、今回は『突進現象』についてお話をさせていただきます。
突進現象とは
前のめりで歩いているうちに早足になると言われています。
突進現象は、前方だけでみられると思われがちですが、後方や側方でもみられます。
加速歩行については、前方突進の一側面として捉えることができます。加速歩行は、前方に偏位した重心を捉えるために、歩行しているうちに次第に歩行速度が増し、容易に立ち止まれなくなり、転倒してしまう例が少なくありません。
動く時のポイント
実際の歩く生活環境の中で、加速を助長しないように、、、
【前方突進がみられる時】
◆坂道(下り)の場所の把握
(ポイント)
坂道の下りでは直進せず斜め方向に下る
◆屋内での長い直線の通路の有無
(ポイント)
歩幅が小さくなりかけた時点でいったん止まる、加速歩行を生じやすい長い直線の通路には手すりを設置する
【後方突進がみられる時】
◆開き戸を手前に開けようとしたとき
(ポイント)
開き戸を開けるときは一側下肢を後方に引いておく
◆高所の物を取ろうとしたとき
(ポイント)
普段使うものは肩より下に物を置いていく
◆方向転換時、開き戸、高所の物を取ろうとする時の動作に対する介助はあらかじめ患者の後方に位置して転倒を防ぐことが大切です。
以上のことをいくつか組み合わせながらぜひ試してみてください!リスクを回避できると思います。
転倒にくれぐれも留意しながら安心、安全に穏やかに生活が送れるよう、色々な動作を練習してみてください。
これから、さらに穏やかに、楽しく過ごせるように、私たちSMARTがお客さまと一緒に訓練を進めさせていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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