脳血管障害(脳梗塞/脳出血)の後遺症により座位で麻痺側に姿勢をとるケース 都内にある㈱SMART 自費訪問リハビリ
皆さまこんにちは! SMARTの石田です。
SMARTリハビリセンターは、マンツーマン形式のプライベート空間なので、人目を気にせずにリハビリに集中できます。担当と目標を共有し個室内の器具はご自由にお使いになれます。
さて本題です!
本日は、「脳血管障害(脳梗塞/脳出血)の後遺症により座位で麻痺側に傾く姿勢をとるケース」についてお話をさせていただきます。
座っている時に麻痺側に傾いてしまう原因
1.麻痺側体幹の筋緊張低下や活動性の低下により、麻痺側体幹は伸張して非麻痺側体幹は短縮していることが多いといわています。
2.プッシャー現象のように非麻痺側下肢側上下肢で床やベッドを押してしまうことで麻痺側方向へ傾く場合もあります。
3.感覚や認知機能の障害により自分の身体の位置関係が認識できない場合もありあります。
座っている時に傾きを軽減させるポイント
1.お尻に体重を均等にのせ、骨盤を起こした状態で体幹を伸展させていきます。
2.体幹を伸展位に保持しながら左右交互への体重移動と荷重側の体幹を伸張させることで、体重移動の感覚を学習させ、非麻痺側上下肢の過緊張を抑制し体幹側屈の可動範囲を広げていきます。
3.プッシャー現象のように非麻痺側上肢でベッドを押してしまう場合は、腕を組みさせ手の支持をなくすか、非麻痺側に置いた台に前腕あるいは上肢全体で支える。
など、さまざまな方法、手段があると思います。
トレーニング方法
◇骨盤の前後傾トレーニング
・骨盤後傾位で脊柱を屈曲姿勢から、骨盤を中間位に起こし体幹を伸展させることを繰り返し行います。
◇左右への体重トレーニング
麻痺側体幹の緊張が低く、伸張されている場合は麻痺側肩甲帯を下へ押しながら、腸骨稜上部を非麻痺側へ押し、体幹の側屈を促通します。また、頭部も正中位になるように修正を加えるとより良い姿勢になると言われています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
これからさらに穏やかな楽しい日々を過ごせるように、私たちSMARTが協力させていただき、お客さまと一緒に訓練を進めさせていただきたいと思います。
何かご不明な点・質問などございましたらご連絡いただけますと幸いです。
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