こんにちは、SMARTの中村です。

株式会社SMARTは「もっとリハビリをしたい!」というお客様のニーズに応えるべく、自費での訪問リハビリを展開しております。

訪問先は有料老人ホーム(介護付き、住宅型)、ご自宅、デイサービスなどが挙げられますが、今回はその中でも多数を占める「有料老人ホームでのリハビリ」についてお話しさせていただきます。

有料老人ホームにおけるリハビリとは?

皆さん、「リハビリテーション」と言うと病院で行われていリハビリを思い浮かべる方が多いと思います。

怪我や病気で入院後、在宅復帰が出来るよう理学療法士や作業療法士、言語聴覚士のリハビリをほぼ毎日受けるというものです。

それでは、有料老人ホームにおけるリハビリはどのようなものでしょうか?最近ではお客様のリハビリニーズに対応する為、病院と同様に理学療法士や作業療法士、言語聴覚士など専門職を配置しているホームも増えてきております。

しかし、その中身は、、、、と言うとかなり異なります。病院との比較で見ていきましょう。

病院と老人ホームのリハビリの違いって?

 リハビリの頻度リハビリ
の目的
リハビリ専門職の数
病院ほぼ毎日機能回復数十名〜100名以上
※病院の規模による
老人ホーム個別でのリハビリは概ね
週1〜2回程度
※施設により異なる
機能維持多くて2名程度
※未配置のホームもあり

まず、専門職による個別でのリハビリ頻度ですが、病院ではほぼ毎日(しかも午前、午後1日2回など)、一方で有料老人ホームでは週1〜2回程度のところが圧倒的に多いです。

その1番の理由として、そもそも専門職の配置人数の違いが挙げられます。

例えば、理学療法士が常勤で1名配置されているホームでどれだけリハビリを行えると思いますか?

仮にお一人あたり1回40分のリハビリを行うとした場合、10名のリハビリをするのに40✖️10=400分の時間が必要です。

1日480分の就労時間(所定労働時間8時間)とすると、リハビリ以外にも記録の時間や誘導の時間、カンファレンス、その他雑務の時間もありますので、これ以上の人数は対応が困難となります。

そうなると週5日の勤務で10名/日✖️5日間=50名/週。

つまり、定員50名程のホームに専門職が1名配置されていた場合、お一人あたり週1回40分の個別リハビリをするのがせいぜい、、となってしまいます。

ホームに入居される方の中には「もっとリハビリやって欲しいのに、、」というお客様も多くいらっしゃいますが、これが現実です。

それなら「病院みたいにもっと専門職を配置すれば良いのでは?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。

それが出来ない理由として「リハビリの目的」が病院とホームでは異なることが挙げられます。

病院のリハビリは「機能回復」が目的である為、毎日の集中的なリハビリテーションが必要ということで、リハビリをする毎にリハビリテーション加算(国から支給される)があります。

この加算をリハビリスタッフの人件費に充てることが出来るんですね。

一方でホームは生活の場であり、日々の生活で自分でやれることは自分で行っていくことで「機能維持」を図ることが目的であるとされています。

リハビリテーションをする場ではなく、当然のことながら加算もありません。ですので、ホームでは病院のように専門職をたくさん配置する余裕がない状況なのです。

もちろん、ホームによって多少の差はありますが、基本的にはこのような事情があります。


ところが、実際にホームに入居されている(又は入居を検討している)お客様、ご家族様の中には「もっとリハビリをして欲しい」「もっと動けるようになりたい、なって欲しい」と思われる方が数多くいらっしゃいます。

そういった声に応えるべく、SMARTスタッフは各ホームに訪問し個別でのリハビリテーションを提供させていただいております。

お陰様で、数多くの法人様のホームに訪問させていただいており、ホームに在籍しているセラピストとも連携を図りながらサービスを提供しております。

もし「介護付き有料老人ホームの入居を考えているけど、リハビリに強いホームを探している」という方がいらっしゃいましたら、無料でご相談にも乗っておりますので、是非お気軽にご連絡いただければと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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