「かくれ脱水」にご注意!|(株)SMART自費訪問|在宅・施設・自費リハ・土日祝日OK
こんにちは、SMARTの矢作です。
季節の変わり目で、暖かくなったり寒くなったりと、落ち着かない日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、「かくれ脱水」についてお話しさせていただければと思います。
夏でもないこんな時期に脱水の話!?と思われる方も多いかと思いますが、是非ご一読ください!
「かくれ脱水」とは?
「かくれ脱水」とは、本人の自覚のないうちに体内の水分が奪われ、脱水症の一歩手前になっている状態のことを指します。
脱水の状態が続くと、特に高齢者では血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすきっかけにもなってしまいます。
夏の暑い時期には水分摂取を心がけている方も多いと思いますが、冬場や今の時期などでは、なかなか水分摂取が進まない方が多いので注意が必要です。
水分の大切さ
私たちの身体の50%〜70%は水分でできていると言われています。
身体に含まれる水分量は年齢によって変わり、幼児は70%ほどですが、年齢を重ねるにつれ減少し、高齢者になると50%程度になります。
夏の暑い時期や運動時などに汗をかいたり、尿として体外に水分を排出するだけでなく、日常的に目に見えない水分が体内から失われています。
安静時や睡眠中にも、皮膚や吐く息からも水分は失われています。これは、通常は自分では感じることのできない水分の放出なので「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」と呼ばれています。
不感蒸泄の量は、条件によって大きく変動しますが、健康な人で1日に約900ml程度といわれています。
そのため、汗をかいていなくても、喉が渇いていなくても、しっかりと水分摂取をすることが必要です!
喉の渇きを感じていたら、すでに軽度の脱水です!
高齢者の1日に必要な水分摂取量は、体重1キログラムあたり約40ミリリットルといわれています。
この数値には食事の際に食べ物から摂取する水分量も含まれており、食事の際に食べ物から摂取する水分量は大体1リットルくらいです。
例)体重50kgの場合:50kg×40ml=2,000mi(2リットル)
→食事から1リットル程度摂取できるとすると、必要な水分摂取量は1日あたり1リットルです。
人間にとって、水分はとても重要です。
ご本人が意識するだけでなく、周りの方のサポートもとても重要になります。
食事の時だけでなく、起床時や就寝時、もちろんリハビリの前後や最中にも、少しずつでもいいのでしっかり水分摂取できるといいと思います。
水分が不足すると、血流が滞り、筋肉の動きも悪くなってしまいます。
リハビリの効果を高め、より生活のしやすい身体づくりを、日々作っていけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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