「子どもの発達の遅れとは?原因・サイン・早期支援について」|在宅・施設・自費リハ・土日祝日OK・都内
こんにちは、SMARTの歐陽です。
今年の夏は厳しい暑さが続いています。大人でも体力を消耗しやすい季節ですが、子育てをされているパパ・ママにとっては、お子さんの体調管理や日々の生活にも気を配る大変な時期だと思います。
今回は「発達の遅延(Developmental Delay:DD)」についてご紹介します。
発達の遅延とは?
発達の遅延とは、運動、言語、認知、社会性、日常生活動作などの発達が、同年齢の子どもの一般的な発達の目安(発達マイルストーン)よりもゆっくり進んでいる状態を指します。
子どもの発達には個人差がありますが、成長の過程を見守りながら、必要に応じて早期に評価や支援につなげることが大切です。
発達に影響する要因
発達の遅延には、生まれつきの要因、疾患、遺伝的要因など、さまざまな要素が関係しています。
また、日々の生活環境や経験も、子どもの発達に影響を与える可能性があります。
① スクリーンタイムの増加
スマートフォンやタブレットなどの使用時間が長くなると、運動遊び、親子の会話、人との関わりなど、発達に必要な経験の時間が減少する可能性があります。
乳幼児期は「見る・触る・動く・人と関わる」という経験を通して、脳や身体が発達する大切な時期です。
② 運動・遊び経験の不足
身体を動かす遊びが少ないと、姿勢制御、バランス能力、運動技能、手先の操作能力などを育む機会が少なくなる可能性があります。
③ 過保護・過干渉
子どもができることまで大人が先回りして手助けすると、「挑戦する」「失敗から学ぶ」「自分で考える」といった経験が不足する可能性があります。
④ 人との関わりの不足
家族や同年代の子どもとの交流が少ない場合、言語能力、コミュニケーション能力、社会性の発達に影響する可能性があります。
子どもの発達を促すためには、安全な環境の中で「遊ぶ・動く・触れる・人と関わる」経験を積むことが大切です。
発達評価について
子どもの発達を見る際には、「成長曲線」と「発達マイルストーン」の2つの視点があります。
成長曲線は、身長・体重・頭囲など身体の成長を確認する指標です。
一方、発達マイルストーンは、「首がすわる」「座る」「歩く」「言葉を話す」「人と関わる」など、運動・言語・認知・社会性の発達の目安です。
発達の遅延は、身体の成長が標準範囲内でも認められることがあります。そのため、身体発育と発達の両面から総合的に見ることが重要です。発達遅延が疑われ、詳しい評価が行われることがあります。
発達マイルストーンとは?
発達マイルストーンとは、子どもの成長過程で見られる発達の目安です。
代表的なものとして、
- 首がすわる
- 寝返りをする
- 座る
- 這う
- 歩く
- 言葉を話す
- 人とコミュニケーションをとる
などがあります。
※発達には個人差があります。
(0~3歳 発達マイルストーン表を掲載)
0~3歳 発達マイルストーン
※発達には個人差があります。以下は一般的な目安です。
| 年齢 | 粗大運動 | 微細運動 | 言語・コミュニケーション | 社会性・認知 |
| 0~3か月 | 頸定に向けて頭部コントロールが向上 | 手を開く、手を口に持っていく | 声や音に反応、喃語開始 | 社会的微笑、目で人や物を追う |
| 4~6か月 | 首がすわる、寝返り | おもちゃを握る、手から手へ持ち替える | 声を出して遊ぶ、声かけに反応 | 人の顔を見る、人見知り開始 |
| 7~9か月 | 一人座位、ずり這い・四つ這い | 両手で物を操作、つまみ動作開始 | 名前に反応、喃語が増える | 模倣、共同注意の始まり |
| 10~12か月 | つかまり立ち、伝い歩き、立位保持 | 指先で小さい物をつまむ、指差し | 有意味語が出始める | バイバイなどの模倣、要求表現 |
| 1~1歳6か月 | 独歩、しゃがむ、歩行安定 | 積み木、スプーン使用開始 | 単語が増える、簡単な指示理解 | 大人のまねをする、探索行動 |
| 1歳6か月~2歳 | 走る、階段昇降、ボールを蹴る | 積み木を積む、なぐり書き | 二語文、「ママ きた」など | ごっこ遊び開始、自我の発達 |
| 2~3歳 | ジャンプ、片足立ち、階段を交互に昇る | 円を描く、衣服の着脱練習 | 三語文、会話のやり取り | 他児への興味、ごっこ遊びの発展 |
早期経験とリハビリテーションの重要性
乳幼児期は、脳や身体が大きく発達する重要な時期です。
遊び、運動、人との関わりなどの経験は、運動機能、認知、言語、社会性の発達を促します。
発達の遅れが気になる場合には、早期に評価を受け、お子さんの発達段階に合わせた支援を行うことが大切です。
理学療法(PT)では、寝返り、座位、這い這い、立位、歩行などの運動発達を支援し、遊びを通して身体の使い方や成功体験を増やしていきます。
また、保護者の方へのアドバイスや生活環境の調整を行い、ご家庭でも発達を促す関わりを増やせるようサポートします。
早期の関わりによって、お子さんの可能性を引き出し、将来的な生活能力や社会参加につながることが期待されます。
SMARTでは、小児分野で豊富な経験を持つセラピストも在籍しております。
お子さんの発達や運動面、日常生活について気になることやお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
一人ひとりのお子さんの発達段階に合わせて、保護者の皆様と一緒に成長をサポートしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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